関東式寿一号セット内容

※「九品目三台揃え」が関東式の正式な揃えです。その他「風呂敷」「結美和台」を追加する場合もあります。
目　録（もくろく）
結納品の内容を記したもので、結納品と共に女性側に収められます。
また、女性側から確かに受け取りましたという証に結納品の内容が記された受書を男性側に渡します。
長熨斗（ながのし）※ 鶴飾り
あわびを伸ばしたもので、長生不死の象徴とされています。
宝金包（ほうきんつつみ）※ 松飾り
小袖料や帯地料、結納金（ゆいのうきん）と記されることもあります。
勝男節（かつおぶし）※ 梅飾り
鰹節のこと。松魚、勝男武士などとも書かれ、豪気な男性の象徴です。
実物の代わりに金子を包むことが増えています。
寿留女（するめ）
するめのことです。長期保存に耐えるとして、不時の備えを固めるという意味を持っています。
子生婦（こんぶ）
昆布のことで子孫繁栄を願って贈ります。また「よろこぶ」にも通じています。
家内喜多留（やなぎたる）※ 竹飾り
清酒や酒の入った柳樽のことです。最近は金子を包むケースが多くなっています。
友志良賀（ともしらが）
白い麻糸のこと。夫婦がともに白髪の生えるまでという意味。
末　廣（すえひろ）※ 亀飾り
純白無地の扇子です。寿恵廣とも書かれ、純白無垢と、末広がりの繁栄を願って贈ります。

関東式結納の作法

木製台の寸法
長方形台（大）：53cm×24cm×13cm 2枚
長方形台（小）：16cm×39cm×12cm 1枚
※現物かまたは、相当額の金子を包みます。風呂敷5巾・1枚が別に必要です。