備前市指定無形文化財保持者 故 榊原清人 造 備前焼 大皿です。
表に黄胡麻、牡丹餅。裏に緋襷。
栞には昭和51年（1976年）までの陶歴が書かれています。

共箱・黄布（陶印なし）・栞付き。
皿立て付き。
高台に「人」の陶印あり（画像8,9）。
水漏れなし。

箱にシミやヤケ、反り、セロテープの跡などあり。
蓋の桟に割れあり（画像10右下）。

【サイズ】
〈皿〉
直径：46.5cm
高さ：9.3cm
高台径：26.5cm
重量：5kg

〈箱〉
52 × 52 × 高さ13.5cm

素人計測のため多少の誤差はご容赦ください。


【榊原清人（さかきばら きよと）】
備前市指定無形文化財保持者。
国指定伝統工芸士（備前焼）。
日本工芸会正会員。

1940年、姑耶山を開いた榊原勤の次男として備前市伊部に生まれる。貢、清人、学の榊原三兄弟として有名。
1959年、岡山関西高校卒業。
1961年から陶芸の道へ。
68年、日本工芸会正会員。
79年に天人窯を築く。
2002年に経済産業大臣から備前焼伝統工芸士に認定される。
11年、瑞宝単光章受章。
13年、備前市指定無形文化財「備前焼の制作技術」保持者に認定される。
2022年、没。

〈主な受賞歴〉
瑞宝単光章
伝統的工芸品産業功労者褒章
岡山日日新聞文化賞
岡山県美術展：県知事賞・「委嘱」
日本伝統工芸支部展：岡山商工会議所会頭賞・入選
茶の湯の造形展：入選
日本伝統工芸展：入選
など。

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