故 岡本欣三 造 若松絵茶碗です。
共箱（四方桟）、共布付き。
高台脇に「欣」の陶印（画像17）、蓋裏に「欣三作」の書付・印銘あり（画像19）。


【商品の状態】
〈茶碗〉
・貫入に経年の茶渋あり。
・高台にシミあり（画像16）。

〈その他〉
・共布に経年のシミ汚れあり（画像18）。



【ご使用上の注意】
陶器製（いわゆる土もの）の茶碗は、土の目が粗いため水漏れする場合がありますが、何度も使用するうちに茶渋で目がつまって水漏れしなくなるようになります。
手っ取り早く水漏れを防止したい場合は食器用防水剤を塗布するなどして目止めしてください。



【サイズ】
直径：13.1cm
高さ：7.4cm
高台径：5.1cm
素人採寸のため多少の誤差はご容赦ください。


【配達日時指定不可】
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【値下げ不可】
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【岡本欣三（おかもと-きんぞう、1914～2001）】
1914年、倉敷市に生まれる。父は日本画家の岡本東陽。
京都市立第二工業学校窯業科を卒業後、国立陶磁器試験所に勤務。
釉薬の研究を行い『青磁に就て考察』などの論文を発表する。
1934年、試験所を退官、京都五條坂に窯を持ち創作活動に入る。この年、陶芸、漆芸、金工などの工芸家で組織する京都匠会を結成し、主宰する。
1951年、倉敷にもどり、天神窯を築窯。
1961年、ボーンチャイナ（骨灰磁器）の試作に成功、後に水明磁と名付ける。
1967年、中国・宋時代の釉薬で意図的に作るのは不可能とされていた玳玻盞天目を完成させる。
このほかにも1974年に発表された藤紫色の高温釉薬・紫欣釉や桃寿光など、試験所時代の研究をもとに新しい釉薬を次々と開発した。
1972年、岡山県文化奨励賞。
1988年、岡山県三木記念賞を受賞。
2001年、没。




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